こんにちは、社会人でも大学院に通うことでキャリアアップを図ることができますが、以下のような心配があると思います。
- 学費が心配。。
- 入学するまでの流れがわからないし調べるの大変。
- 入学してからのスケジュールが不安。やっていけるのか?
こういった疑問に本日は答えます。ちなみに僕は現在社会人大学院生で博士後期課程に在籍中です。仕事と両立しながら論文を2本書き上げ、投稿まで持っていくことができました。
✓社会人でこれから大学院に行きたい
✓大学院への入学までの流れがよくわからない
✓どれくらいの時間とお金をかけるのか不安
■1 大学院の学費をまとめてみました。
これからも有益な記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
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- 国公立が年間52~55万(法科大学院は国公立でも年間80万円)
- 私大は年間70万~100万程度
- 通信系の大学院は年間23万(!)
国公立の大学院は安いですね。
こちらのブログがとてもまとまっていて、僕も参考にしましたので見てみてください。
「お金のカタチ」https://venture-finance.jp/archives/21823
1つ、参考に入れてほしいのが通信系の大学院「放送大学」です。
なんと2年間で46万程度の学費。破格です。通信系の大学院なんて、怪しい、、なんて思いますよね?
僕も通っているわけではないのですが、知人が通っており、話を聞く限り普通の大学院と変わりありません。専攻領域も健康・福祉・心理・経営・人文・情報・自然環境とバランスよいのでは。。。
↓にURL貼ってあります。
~どうやって学費を捻出したか(医療系編)~
その① 給料の高い職場へ転職しましょう。
リハビリ職の僕の場合、病院では給料が安かったので、訪問リハに転職しました。1件当たりの歩合制だったので、時間を切り詰めたりしながら効率的に稼ぐことができます。
その② 固定費を節約しましょう
僕の場合は、携帯電話を格安スマホにしたり、ジムに通っていたのを区営ジムに変更したりが中心でした。
その③ 財形貯蓄で月5万以上貯金を目指しましょう。
これは各ご家庭の状況によるかもですが、僕の場合は6万円/月、年間で約70万貯金でき、貯金額がある程度溜まってから大学院へ入学しました。貯蓄が年70万、学費が年52万なので、すべて財形貯蓄の費用で賄うことができます。
■2 志望教員の選び方、入学前の流れ
①志望分野、志望教員を決める
まず、志望分野を決める必要があります。 今の仕事にあった分野か純粋に興味のある分野で迷う方もいるかなと思います。個人的な意見としては、「卒業後の未来を想像して、キャリアアップにつながる(可能性が高い)分野、学位を取得する」ことをおススメします。
志望教員は「この先生に習いたい!」という希望が既にあれば、その先生に志望するべきと思います。もし、「よくわからない」といった場合でしたら、志望分野の大学院のある大学名から絞り込んで探すことになると思います。教員名でgoogle検索したり、過去の論文が見れるのでそれで雰囲気をつかめると思います。更にオープンキャンパスや相談会もあるのでそういうのも活用すると良いです。
②教員に連絡を取る(※学校によって違うかもです)
自分の場合は、志望教員が決まったらいきなり出願ではなくて、事前にその先生にアポイントメントを取るような流れでした。この後にも書きますが、入学試験の際に研究計画書を提出しなければならなかったので、出願前から研究計画についてのやりとりが必要でした。
学校の入試要項などにこのあたりのことは書いてあるはずなので、熟読しましょう。
③入試準備
自分の場合は、
・英語読解
・入学後の研究計画 が試験科目でした。
英語については関連分野の論文の抄録(まとめ)を1日1つずつくらい、googleを使って訳し、単語をノートに書いて勉強しました。特にそれ以上の方法はとってなくて、とにかく継続すれば結構良い点数が取れました。
研究計画は、正直計画の建て方のノウハウをまだ習っていない段階なので、志望教員の先生と話して、ざっくりとしたものを入試時に呈示する形でした。正直研究をやったことない段階なのでここはざっくりとしたものを準備できれば良いはずです。(面接の段階で研究計画に謎に噛みついてくる、厳しいことを言う教員も結構いるかと思いますが、建設的な意見以外は基本スルーで大丈夫と思います。。)
入学後スケジュールです ~社会人でもやっていけます~
入学すると、作業しなくてはならない課題がたくさん出てきます。それをうまくこなしていかなくてはいけないのですが、僕の経験からお話ししましょう。
- 1年目は結構きついです
- 2年目以降はだいぶ楽です(慣れもあり)
- 継続できる仕組みづくりが出来れば問題なし
1年目は大変でした。そこを乗り越えれば修士は恐らく問題ありません。 博士は授業の大変さはありませんが、作業に追われる大変さがあります(今ココ)。しかし、論文も2本書き上げることが出来ました。
継続できる仕組みを作り、実行すること。
例えば、僕の場合は家に帰ると寝てしまうので、夜仕事後はカフェに必ずと言っていいほど通っていました。そうすれば最低でも1時間半くらいの作業時間を保てるからです。体調が悪い以外は「どんなに眠くてもカフェのコーヒーを飲んで継続していました」。
「家族もいるしそうはいかないよ…」自宅に帰らないといけない方もいると思います。そのような場合は僕の経験は役立ちませんね。ただ、僕の周りでも子供持ちでも朝や昼休みに30分程度の作業を継続して論文を書き上げている方は何人もいます。1度の作業時間は短くてもいいんです。与えられた条件でいかに仕組みを作れるかが最重要かなと思います。
短時間の積み上げの重要性を考えた本です。僕は影響を受けました。論文作成の手引きにもなっています。
結論:社会人でもなんとかなりますし、修士課程だけでも乗り越えることで情報収集力、時間管理力が非常に見につきます。キャリアアップできれば年収もあがります。
以上、本日は大学院へ行くための情報で、学費、入学前の準備、入学後スケジュールについて書きました。結論、時間がない社会人でも仕組みづくりを行うことで学位は取れるはずです。
これからも有益な記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。